モーツァルトの妻コンスタンツェは、ひどい悪妻だったといわれています。
モーツァルト狂の音楽教師から「彼は不運な人でした。奥さんがひどかった。」
と何度も聞かされ、モーツァルトの妻=悪妻説をたたきこまれていたのだが、これを描いたのが彼女の"脚出し"シーン。
ゲームに負けたコンスタンツが、罰として「脚を見せろ」という男たちの野次にうろたえるでもなく、平然とスカートをまくり上げる。
これが賢父として名高かったモーツァルトの父レオポルドの怒りを決定的にかうことになります。
夫婦の間だけに存在する女の脚を公衆の面前でさらすなどもってのほかというわけです。
女の脚は男に頼ってしか生きられない女の貞淑さてあり、従順さの象徴であったのだ。
現代でもその名残はあります。