トゥニカは消え、上着とズボンの二分割に道をゆずりました。
」(に、モードの生活文化史」マックス・フォン・べーン著永野藤夫他訳河出書房新社)トゥニカとは今もチュニックというファッション用語に残っているオーバー・シャツです。
これが、お尻の見えそうな短い上着とピッタリしたズボンの脚という男のスタイルが確立されてから、女性の衣服はそれとは反対に裾をひきずるスカートが定着する。
一五世紀には男の肉体の力強さをアピールすべくパッドを肩や胸に詰め込んだ巨大な上半身とそれを効果的に見せるためにすらりと見える脚が男らしさの極致となる。
つまり逆三角形のマッチョ体型が、すでにこの時衣服で完成されたというわけです。